点を空けて描く セラピー


彫金という素晴らしい芸術技法があります。金属をクギのようなものでトントンとたたいて模様を作っていくあれ、です。
重要な文化遺産や、建物、アクセサリーでも使われる美しい技術です。
トントン、、と同じリズムで同じ力でひたすら打たないとすぐに文様は偏りを見せます。

ある日、私は手元にあった綺麗な一枚の紙に一つ穴をあけました。
そして一本の線を繋ぐように次、次へと穴を空けていきました。
美しい色の紙の中でそれぞれの点は一枚のデザインとなったのです。
彫金のようでもあり、レースペーパーのようでもあります。
静かに一つ一つ線をたどってゆくこの方法はとても無心になれる
制作となったのです。

点を空けて描く瞑想セラピーでは、一つ一つ静かに穴を空けます。
点を点を線で繋ぐ子供のお絵描きの逆の行動です。
一本の線を点で繋げてゆくのです。
まるでちょっと不安定になった心に標をつけてあげるような感覚です。

ただ空ける。
紙を空けるという感触を感じる。

これだけを意識するだけで大事な”スペース”があなたの中にできるんです。

専門の教室ではないので、複雑な文様や デザイン力などは必要ありません。
身の周りにあふれている綺麗なものが十分使えます。
あくまでもセラピーとしての文様づくりをしていきます。

私のアート瞑想セラピーのモットーは
「身近なもので、且つ生活の中に根付く」、です。
”ただ穴を空けるだけ”でもセラピーにはなりますが、
毎日の中に見いだす歓びとか楽しみ、がテーマなので
やはり最後には生活を彩る形に一緒にしていきましょう。
そして生活を楽しむこと、笑って暮らすこと。そんなシンプルで最高の毎日を
一緒に感じてみましょう。

→点で穴を空ける瞑想セラピーの作品日記はこちらから